子どもの学びの環境づくり
世田谷区立教育総合センター
2021年12月にオープンした世田谷区立教育総合センターの「えがおの森」(区民交流エリア)のデザインやレイアウト、使い方などのサポートを行いました。

― 世田谷区立教育総合センターのデザイン計画支援
― イベント企画実施
2019年 教育センタープレ・メッセ「アート体験」
2022年 教育総合センターメッセ「乳幼児向けアート体験」
― 映像制作
2022年「アトリエ」「えがおの森(光と影)」
企画制作:津田純佳 / Videomaker:Rudy
教育総合センターで公開中
■施設名称:世田谷区立教育総合センター
■開設:2021年12月
乳幼児から高校生までさまざまな年代の子どもたちの学びを支えるための体験・交流・研修の拠点施設が開設しました。大きな広場のような「えがおの森」には、子どもたちが実際に体験できる“アトリエ” や “光と影の遊びのコーナー” があります。好奇心や楽しさ、嬉しさ、不思議さなど、さまざまな気持ちや五感を感じながら探究することができる素材や道具を用意しているので、子どもたちと一緒に大人もじっくりと探究してみてください。私たち大人は子どもに何かを作らせたいと思い、成果物や完成作品を子どもに求めてしまいますが、そうではなく・・素材や道具、アイディア、空間などとの出会いによる気持ちや身体で感じることを大切にしてほしいです。
教育総合センターのオープン企画には多くの子どもたちが参加してくれました。アトリエでのグラフィック体験では生後4ヶ月の子どもが初めて線を描く瞬間をご家族と一緒に見守ることができました。つかまり立ちになっていろいろな色をひとつずつ注意深く試してみる子どもや、2時間以上夢中になって自分の線や色を探究し続ける子どもたちもいました。そこに居合わせた人たち皆による静かな集中の時がとても心地良かったです。
子どもたちは美しさに敏感です。多くの子どもたちが自分の探究心を思う存分発揮できる環境づくりをこれからも目指します。
Ayaka Tsuda

